こんにちは、管理人です。
しばらく更新を放置しておりましたが、復活しました!ww
今回はタイトルの通り、台湾をめぐる世界情勢についてです。
米副大統領、ソロモン諸島首相と会談拒否 台湾断交で=政府高官
9/18(水) ロイター
9月18日、太平洋の島国ソロモン諸島が台湾と外交関係を断絶し、中国と国交を結ぶ方針を決めたことを受け、ペンス米副大統領(写真)はソロモン諸島のソガバレ首相と予定していた会談を取りやめた。
太平洋の島国ソロモン諸島が台湾と外交関係を断絶し、中国と国交を結ぶ方針を決めたことを受け、ペンス米副大統領はソロモン諸島のソガバレ首相と予定していた会談を取りやめた。米政府高官が17日、匿名を条件にロイターに明らかにした。
同高官によると、会談は7月にソガバレ首相から要請があり、今月、ニューヨークで行われる国連総会に合わせてか、その後にワシントンで開かれる予定だった。
同高官は「ソロモン諸島が外交の相手を台湾から中国に変えた決定には結果が伴う。彼らの決定は歴史的に強固な(米国との)関係を損ねている」とし、「米国の長期的な関与よりも、中国との目先の利益を優先させた」と批判した。
ソガバレ首相は7月、ペンス副大統領に電話した後、書簡を送り、台湾との関係に関する決定を延期するよう内閣に要請したい意向を伝えていた。
ロイターが入手した書簡のコピーによると、同首相は、国内の重要課題であるインフラ開発に向け、米国やオーストラリア、ニュージーランド、日本、台湾の支援が必要と訴えた。
ということで、この前の16日にはソロモン諸島も台湾と断交したばかりです。
南太平洋に浮かぶ島国が相次いで台湾と断交を決め、中国と国交を樹立している裏には何かがあります。
おそらく、中国人観光客増加による外貨の収入源を増やしたり、中国が直接経済支援をすると表明したのでしょう。そして中国資本を拡大していきながら、土地を確保し、やがて軍事拠点をつくるのではないかと、中国のやりそうなことは容易に推測できます。
しかしその一方で、現地の首相は「国内の重要課題であるインフラ開発に向け、米国やオーストラリア、ニュージーランド、日本、台湾の支援が必要と訴えた」としており、それならなぜ中国と国交を結ぶんだ?ということで、相当の中国マネーが動いていると思われます。
で、これは前置きです。
どういうことかというと、いままで中国はアフリカに同じような経済支援(投資)を行い、拠点を作ってきました。今のアフリカ諸国にはかなりの中国資本が入っています。
どんどん中国資本を導入し、インフラ整備を加速させています。
しかし、皆さんご存知の通り、中国のインフラ整備ほど不安なことはありません。
橋を作れば崩落し、道路を作れば陥没し、ビルを作れば倒壊します。
しかも強欲中国、慈善団体ではありません。資本提供は必ずしも無償ではなくヤミ金と考えていいと思います。
これにはアフリカの人々も気づいてきました。
更に、アフリカでは国によっては内戦の終結が不透明で、伝染病などの拡大が続いています。
更に中国資本を無理やり投入したことについて、現地で指導をする中国人の横柄な態度に、現地の住民も嫌気がさしてきて、中国の介入が頭打ちになってきたのではないかと推測されます。
もしくは、アフリカでの中国資本拡大の最終目的である天然資源の搾取について、一通りの目処がついたのでしょうか。。。
それで、次に目をつけたのが南太平洋上の島国だったというわけです。
軍事的にも太平洋に出たい中国にとっては、この島国が重要なのだと考えられます。
結局は、中国VS米国という構図が浮いてくるのです。
PR