このニュースに関連して、市場では、利下げ率は0.25ポイントではないか?との推測が出ています。
米、10年半ぶり利下げへ=30日から金融政策会合
2019年07月28日 時事ドットコムニュース
【ワシントン時事】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は30、31両日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。米中貿易摩擦や世界経済の減速が米景気に及ぼす影響を警戒し、政策金利を引き下げる見込みだ。引き下げは、2008年12月以来約10年半ぶり。
リーマン・ショック後のゼロ金利政策からの正常化を目指し15年末に始まった利上げ局面は転換点を迎える。トランプ大統領はFRBに利下げ要求を繰り返しており、政治圧力を受けた判断との見方も出そうだ。
今年4~6月期の米成長率は2.1%と、前期の3.1%から減速。インフレ率はFRBの目標である2%に届いていない。一方、米中首脳は6月に、新たな制裁関税合戦の回避で合意したものの、貿易摩擦やその影響をめぐり、「不確実性は完全に払拭(ふっしょく)されていない」(パウエルFRB議長)状況だ。
FRBは6月の前回FOMCで、景気減速のリスクが顕在化すれば「成長持続へ適切に行動する」と表明した。パウエル議長は今月の議会証言で「現行の金融政策は想定ほど緩和的ではない」と明言。他の高官からも「幾分緩和的な政策を必要とする条件が整っている」との声が聞かれる。FRBは利下げを景気減速リスクに備えた「予防」と位置付ける考えだ。
一方、欧州中央銀行(ECB)は9月にも利下げする可能性があり、日銀も「強力な金融緩和を続ける」(黒田東彦総裁)方針だ。
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